お知らせ

2020.7.14.に確認された看護職員の新型コロナウイルス感染について

2020.7.15.
川崎市立川崎病院 病院長 金井歳雄

　7.14.に報道発表した内容の通り、当院看護職員1名の新型コロナウイルス感染が判明いたしました。患者およびご家族の皆様、そして市民の皆様に大きなご心配をおかけして大変申し訳ありませんでした。

　詳細な聞き取りと保健所との協議、指示のもと、当該職員に感染性のある期間は、2020.7.6.（月）から7.13.（月）まで、勤務場所はNICU/GCUであり、このことから、濃厚接触の可能性のある者は入院中の患児8名と退院済みの3名となります。
　7.15までに全員に対しLAMP法(PCR法に匹敵する核酸増幅検査)を行い、11名全員の陰性が確認されました。引き続き、本来の治療とともに経過を監視してまいります。 当院の看護職員の患者接触業務については、頻回の手指衛生に加えマスク着用（要すればガウンやグローブ着用）の上、実施しております。患者、医療者の交差感染を防止しております。

　今回、職員に濃厚接触者はおりませんが、同病棟の看護職員等で、念の為行なったLAMP法検査では7.15までに33名全員の陰性が確認されました。 感染が発生した場所は個人的な活動の中の東京での観劇が想定されており、職員個々人の医療職としての自覚の問題も大きいと考えております。職員への指導を改めて、強化してまいります。
　念の為、NICU/GCUの新規入院はしばらく停止させていただきます。こちらの治療室の利用が必要な場合には、市内や近隣の医療機関を紹介させていただきます。

　最後になりますが、院内環境は引き続き、清潔に保たれております。救命救急センター機能、新型コロナ受入体制、一般診療体制に問題はありません。今後も、新型コロナウイルス感染事例については、川崎区保健所と協議・連携し、取り組みを徹底してまいります。

入れない、罹らない、拡げない。川崎病院

◇新型コロナウイルス感染に関するお問い合わせは
　 日時：平日（月から金）9:00～17:00まで
　 連絡先：　市立川崎病院　事務局庶務課　担当：迫田
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