概要
当院麻酔科は、施設規模ならびに専攻医の人数に対して充実した人数の指導医/専門医が在籍しており、開心術、開胸手術、開頭術等大きな手術を含む年間約4,000例の手術症例を管理しています。また豊富な最先端のモニターを駆使して麻酔管理を行っており、症例数、モニターの充実度共に大学病院並みの規模を誇っています。
当院での麻酔科研修をご希望の方は「採用ページ」に募集要項と研修プログラムを掲載しておりますのでご参照下さい。
手術麻酔
術前回診により患者さんの全身状態を正確に把握した上で麻酔計画を行い、インフォームドコンセントのうえ安全な麻酔方法を選択するよう、十分な配慮をしています。
2010年には手術部門システムを導入したことにより、手術症例の適切なタイムスケジュール管理、手術室入室時の患者認証システム、バイタルサイン取り込みによる麻酔記録の自動化など、麻酔管理における安全性が一段と向上しました。
当院では、全身麻酔に加えて持続硬膜外麻酔や超音波ガイド下の神経ブロックをはじめさまざまな鎮痛手段を併用することで、より質の高い麻酔を提供するよう努めており、術後疼痛管理にも大いに寄与しています。
また、難易度の高い手術、重症合併症を伴った手術、緊急手術などリスクの高い手術では、経食道心エコー、動脈圧による心拍出量連続測定などの高度な生体監視モニターを充実させることで、麻酔管理上の安全性がより一層高まるように考慮しています。
責任者
部長 森田 慶久