病院長のご挨拶
川崎市立川崎病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当院は昭和20年、伝染病院だった川崎市立新川病院が川崎市大規模改修整備を行い、総合病院として病床数96床という小さい病院からスタートしました。 現在は急性期・高度急性期病床663床、精神病床38床、感染症病床12床の713床の総合病院として、救急医療と高度急性期医療を中心に小児から成人・高齢者、妊産婦等の医療を提供するとともに、精神科医療の基幹病院として地域医療水準の向上に努めてきました。
第2種感染症指定医療機関として積極的に治療を行ってまいりました新型コロナウイルス感染症については、令和5年5月から2類から5類になりましたが、ウイルスが変わったわけではありません。引き続き、感染対策に努めながら当院はチーム医療を第一に高い専門性を生かした治療を進めます。
令和5年10月には紹介受診重点医療機関の指定を受けました。紹介受診重点医療機関とは、かかりつけ医から紹介状を持って手術やがんの化学療法、放射線治療などを行う病院を指します。当院へ受診をする際には紹介状のご用意をお願いいたします。また、当院で必要な診療を終えた方は、かかりつけ医へお返ししています。ご理解、ご協力をお願いいたします。
令和6年度は、4月から医師の働き方改革に伴い、労働時間の上限規制がスタートしました。 当院では、医師の労働時間短縮計画に基づき、タスクシフトで看護師や薬剤師に業務移管を行うとともに、タスクシェアで医師の業務を多職種で分け合うなどして医師の負担軽減を図ることで、高度急性期機能の維持に努めます。
今年は川崎市市制100周年を迎え、今月から秋の全国都市緑化かわさきフェアが開催されています。今、川崎駅から川崎市役所本庁舎前、川崎病院近くのメイン会場である富士見公園は、花やみどりが広がっています。夜間ライトアップの合間から見える川崎病院のたたずまいもご覧になっていただけると幸いです。
令和6年10月