新生児内科では、以下の状況の院内出生児および他院からの搬送児の入院診療に対応しています。

  • 早産・低出生体重児(在胎26週以降、出生体重800g以上を目安に受入れています)
  • 呼吸状態の不安定な児
  • 仮死状態で出生した児
  • 発熱を伴う児
  • 嘔吐や哺乳不良、血便など、消化器症状のある児
  • 先天的な特徴のある児
  • 黄疸の強い児
  • けいれんをきたした児
  • 高次周産期施設から、逆搬送を要請された場合
  • 屋外など分娩施設外で出生した直後の児

診療の実績・特色

周産期救急への対応数は年間80〜100です。低体温療法も導入しています。退院後のフォローアップについて、小児科をはじめとする各科と協力しながら対応しています。必要に応じて、こども病院や大学病院・療育センターの専門外来への紹介・併診も行っています。
新生児集中ケア認定看護師、臨床心理士とのチーム医療により、看護ケアやこころのケアの向上に努めています。退院支援・育児支援の観点から、関連保健機関との情報交換・協調的取り組みを図っています。
当院は、神奈川県から周産期母子医療センターの認定を受けています。また、日本周産期・新生児医学会専門医制度における指定研修施設です。

責任者

部長 森 和広

医師紹介