平成10年11月から検体検査はブランチ化されました。ここからは、そのブランチラボの中を紹介していきます。
尿一般、血液、生化学、血清・免疫検査を一箇所に集約
4Fの検体検査室で、検体の受付け、結果を一括管理し、人的及びワンルーム化による省力化を計り、機能性を向上しました。
データの電子化
- 省資源化を考えて
全てのデータをオンライン化する事で、紙ベースの伝票、報告書等の使用を止め、省力化、省資源化を達成しました。 - より早い結果報告を
院内システムの端末に検査結果をリアルタイムで表示し、結果到着までの時間がより短縮されました。
検体検査室の紹介
1.検体の到着 | <検体受付> 病棟・外来からの中型搬送機や外来採血室と検体検査室を直結した二点間搬送機及び検体検査室受付窓口から検体を受け取ります。 検体検査室受付窓口 |
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<検体到着確認> 病棟、外来から送られて来た検体のバーコードをバーコードリーダーを使用して到着確認(依頼情報を取得)します。 依頼項目と検体の対応を確認します。 自動分析機は、このバーコードを読み取り、依頼された検査項目について測定を行います。 |
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2.検体前処理 | <遠心処理> 検体受付が終了した検体から順に、分離の必要な検体に対して、遠心機にかけていきます。 |
<分注処理> 遠心分離された検体は、院内検査・外注検査を問わず自動分注機で必要量に 応じて分注され、各検査担当へ渡されます。 |
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3.測定-1 | <生化学検査自動分析装置> 最大2400テスト/時間/台の処理能力を持つ装置2台を搬送機で接続して設置。 検体前希釈により、小児・新生児の微量検体にも対応しています。 |
4.測定-2 | <血液検査自動分析装置> 最大150検体/時間/台の処理能力を持つ装置2台と塗抹標本作成装置を搬送機で接続することにより、血液検査の省力化・迅速化に貢献しています。 検体の提出が集中する時間帯でもオーバーワークにならないように対処、又、2台体制により機械的なトラブル発生時のダウン対策も考慮しています。 血液像の鏡検風景 |